今の若者のリアルな恋愛観・結婚観は?性やセックスについてどう思う?避妊や性感染症、子宮頸がん、HPVなどの正直な感覚は?
I LADY. が国際ガールズ・デー(10月11日)をきっかけに、全国の若者5800人に対して調査を実施。その結果をご報告します。
調査目的 | 恋愛、性、セクシュアル・ヘルス/ライツなど、パートナーとの関係性も含めた日本の若者の意識調査 |
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調査対象 | 全国(47都道府県)の15-29歳のこれまでに恋人・パートナーができたことがある5800人 (未既婚不問)(男性2350人/女性3156人/男女どちらでもない294人) |
調査手法 | インターネット調査 |
調査日程 | 2023/8/9(水)~8/17(木) |
調査会社 | 株式会社電通マクロミルインサイト |
避妊・性感染症予防の本音
性感染症認知度については74.5%が、その予防方法については57.5%が「知っている」と回答。
妊娠が目的ではなく避妊をせずに性交渉した経験があるのはおよそ3人に1人(34.3%)。
避妊をしなかった理由として、女性の約5人に1人(19.7%)が「相手に言いづらかったから」、約6人に1人(16.6%)が「避妊したいと言ったが、相手がしてくれなかったから」と回答。男性の約4人に1人(23%)は「コンドームをつけると快感が損なわれるから」と回答。
ピル服用経験のある女性は、およそ4人に1人(24.7%)。 ピルを服用しない理由で、最も多いのは「費用が高額だから」45.3%と前回調査に引き続き、価格が最大のハードルとなっている。
「性感染症」について
男女で異なる避妊に対する意識
「あなたは、これまでに、妊娠を望まない性交渉において、避妊をしなかったことがありますか。※腟外射精は避妊をしたことに含みません。」という質問に対し、男性は29.8%、女性は39.0%、約3-4割が避妊をしなかった経験があることが分かりました。前回調査よりも避妊をしなかった割合はわずかに増加しています。
避妊をせずにしたことある?
避妊をせずにした理由は、男性では「コンドームをつけると快感が損なわれるから」「盛り上がってコンドームを忘れてしまった」「避妊なしで性交渉しても大丈夫だと思った」、女性では「相手に言いづらかったから」「避妊したいと言ったが、相手がしてくれなかったから」の回答が多くありました。男性は快感を求め避妊をしない一方で、女性は避妊を男性に任せている傾向にあり、相手に言いにくい・言っても相手がしてくれない現状が明らかになりました。これは2021年発表の調査と同様の結果でした。
避妊をせずにした理由は?〈複数回答〉
もし妊娠したらどうするつもりだったか〈複数回答〉
「もし妊娠したら、どうするつもりだったか」という質問に対し、全体の約3割が「産むつもり/産んでもらうつもりだった」「相手と話し合ってどうするか考えるつもりだった」と回答した。男性では2割が「何も考えていなかった」と回答した一方で、女性の約15.2%、男女どちらでもないの29.1%が「中絶するつもりだった」と回答。一定の割合の若者は、性行為によって妊娠の可能性があることを考慮していない一方で、妊娠の可能性を理解しているにもかかわらず避妊を行わないという状況が存在していることが明らかになりました。
避妊の際に使っているものは?〈複数回答〉
ピル( 経口避妊薬 )って、どんなイメージ?〈 複数回答 〉
ピルを服用したことある?
ピルを服用していない理由は?
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I LADY.事務局
I LADY. は、これまでジョイセフが培ってきた知見を生かし、特に日本の10~20代を対象にグローバルな視野でSRHRに関する幅広い情報提供を行い、一人ひとりのアクションのきっかけをつくるプロジェクトです。Love Yourself(=自分を大切にする)、Act Yourself(=自分から行動する)、Decide Yourself(=自分の人生を、自分で決める)をメッセージに掲げ、活動を展開しています。
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