SRHRユースアライアンス

SRHRユースアライアンスとは

SRHRユースアライアンスは、日本国内でセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)課題とジェンダー課題に取り組むユース(個人/団体)によるアドボカシーのためのネットワークです。2021年12月10日(金)の人権デーに発足しました。SRHR課題改善に取り組むユースの団体・個人が集まり、日本国内また国際社会とも連携を取りながら、活動を行います。

*SRHRユースアライアンス結成のきっかけともなった#男女共同参画ってなんですか の若者による提言書を大臣へ手交


発足のきっかけ

2020年の第5次男女共同参画基本計画策定に向けて、「10代20代の若者の声を届けたい」とユースが発足した「#男女共同参画ってなんですか」では、SNSを中心に、SRHRに関する意見が多く寄せられました。SRHRは基本的人権のひとつです。世界のどこにいても、誰もが年齢や性別に左右されることなく、SRHRに関する情報を入手でき、望んだ時にSRHサービスを主体的に選択できなければなりません。

ジョイセフは、創立から半世紀以上にわたり、とりわけ開発途上国で、SRHR 分野で支援活動をしてきました。しかし、東日本大震災以降の10年、日本国内の被災地で支援活動を実施する中で、根深いジェンダー格差や、日本特有のSRHRの課題があることを目の当たりにしてきました。例えば、避妊を例にとっても、女性が選べる避妊法が少ないこと、選ベる避妊具が高額であること、緊急避妊薬を入手するには医師の処方せんが必要であること、などグローバルスタンダードではない実態があります。世界保健機関(WHO)は、2018年「意図しない妊娠のリスクに直面するすべての女性と少女は、緊急避妊の手段にアクセスする権利がある」と各国に勧告しました。また、コロナ禍の2020年4月には、薬局での販売の検討も含め、緊急避妊薬へのアクセスを確保するよう提言しています。

諸外国に比べて、SRHRについて学ぶ機会が少ない日本では、そもそものところで人権としてのSRHRの重要性について理解が浸透していません。
こういった状況を鑑み、2年前から、ジョイセフは、緊急避妊薬の市販化の実現を求めて活動している「#緊急避妊藥を薬局でプロジェクト」と一緒に、9月の世界避妊デーに共同イベントを実施し、広く日本のSRHRの現状を知らせる啓発活動をしてきました。多くの反響と若者たちのニーズの声を受け、#緊急避妊薬を薬局でプロジェクトと相談を重ね、SRHRユースアライアンス結成の礎を固めてきました。


活動内容とアライアンスの構成

①アドボカシー

国際社会との連携をとりつつ、日本国内のSRHR課題の解決と、SRHRに関するSDG3.7および5.6の達成を目指し、ユースから政策提言を行う

②意識啓発

若者世代のSRHRの認知を高めるとともに、日本国内でのSRHRに関するモメンタムを作る

SRHR課題に関して、次のような活動を計画・予定しています。
  • ユースによるアドボカシー活動
  • 国会議員や政府とユースの意見交換
  • ユース向け勉強会やアドボカシーの研修
  • ユースのG7サミットや国連・国際会議などに向けた政策提言や意見の発表・参加
  • ユースのための情報交換や情報発信

SRHRユースアライアンスを構成するのは、SRHR 課題解決に取り組むユースの団体と個人の方です。ユース団体は、メンバーの半分以上がユース(U30:30歳未満)で、ユース向け、ユースための活動をしている団体です。
個人は、SRHR 課題を解決したいと思っている30歳未満の方です。


仲間募集!

📢求める団体・求める個人

👉15歳以上29歳まで
👉SRHRに関心があり、変化につながる政策提言に興味がある人
👉SRHR課題等に関して何らかの形で発信している人
👉相手を批判/判断するような態度をとらず、共感したり、他の人のアイディアを受け入れることができる人
👉能動的に行動できる人

📢条件

👉勉強会への年2回以上参加
👉SNS等での情報拡散
👉アイデア提供
など

参加登録はこちらから
フォームに必要事項と連絡先を記入してください。活動に利用しているSlackをご案内します。


参加団体&参加者

順不同、順次掲載。
*個人の方は掲載許可の方のみ


応援メッセージ

社会を変えるためには、日本の未来を担う若い皆さんの力が必要です。
皆さんの声を我々政府はしっかりと受け止め、問題の解決に向け全力を尽くしてまいります。すべての人のリプロダクティブ・ヘルス/ライツが守られ尊重される、よりよい社会を一緒につくっていきましょう。

内閣府 男女共同参画局長
林伴子

日本において性と生殖に関する健康と権利(SRHR)に関する課題は山積しています。
意図しない妊娠を防ぐことに役立つ緊急避妊薬へのアクセスもそのひとつです。
今年、緊急避妊薬の市販化に向けて厚生労働省での議論が4年ぶりに再開しましたが、
その背景には、若者・市民によるパブリックコメントや約14万筆の署名、
65の市民活動団体による要望書の提出など地道なアドボカシー活動がありました。
SRHRユースアライアンスの設立によって、
より多くの若者・市民の力が集まり、当事者の声が届けられ、
一人一人のSRHRが尊重される社会に変わっていくことを期待しています。

産婦人科医
遠見才希子

SRHRユースアライアンスの設立、おめでとうございます。日本で若者がSRHRの現状を変えるために立ち上がる機運があることは、素晴らしいです。こうした若者に活動の機会とスキル・知識を与える役割を担うこのアライアンスの設立は非常にタイムリーで、IPPFがこの重要な活動を支援できることを誇らしく、うれしく思います。この新アライアンスが世界の仲間とつながり、日本と世界を変える大きな波になっていくことを望み、期待しています。ソリダリティの気持ちをこめて。

国際家族計画連盟(IPPF)事務局長
アルバロ・ベルメホ


SRHRユース・アライアンスの立ち上げを、心より歓迎し応援します。

自分のからだは自分のもの

こんな当たり前のことを、当たり前にできていない社会のなかで、若い方たちが立ち上げるボトムアップの活動をサポートしたいです!

社会を変えるのは、いつの時代も若い方から。自信を持って進んでいってください!

法学者 / 大阪芸術大学客員准教授
谷口真由美

お問い合わせ先

SRHRユースアライアンス事務局
https://www.joicfp.or.jp/jpn/srhru30jp
メールアドレス:srhru30jp@joicfp.or.jp

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