2024年4月11日

【初来日密着!】ガーナ人スタッフと過ごしたホワイトリボン月間と、ガーナ人から見た日本

ジョイセフフレンズのみなさん

こんにちは
ジョイセフフレンズ担当の縣佳子(あがたよしこ)です。

桜の季節は一瞬です。気づけば関東エリアではすでに葉桜になりつつありますね。
ジョイセフの4月は、年間の活動計画を固めて実施の準備をする時期。
「フレンズとしてやってみたいことがある」「こんな風にジョイセフに関わりたい!」や「こんな企画期待しています!」などどしどしお声をお寄せください。
friends@joicfp.or.jp

今月のレポートは、 先月国際女性デーのあった女性の健康週間中に来日したジョイセフ・ガーナ事務所 オベン所長の密着の様子を、パートナーシップグループの榎本よりお届けします。

春の日差しが暖かい季節になりましたが、フレンズの皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

パートナーシップグループの榎本です。ジョイセフの支援活動を実施するために、支援企業様との連携業務を担当しています。以前は開発協力グループ(現海外事業グループ)で、ガーナやタンザニア事業を担当していました。私がガーナ駐在中に共に活動したエマニュエル・オベンさん(現在ジョイセフのガーナ事務所長)が初来日したので、その時の様子をお伝えしたいと思います。

オベンさんはガーナのイースタン州で現地事業の統括をしています。またガーナだけでなく、ジョイセフがアフリカ各国で実施している支援事業のモニタリング・評価も行っています。

今年のホワイトリボンランの支援先はガーナ共和国ということで、オベンさんが来日していて約1週間、ともにホワイトリボンムーブメントを盛り上げました。

3月2日(土)は、ホワイトリボンラン横浜拠点を訪問。約100人の拠点ランナーの皆さまと交流したり、オベンさん自身もラン&ウォークに参加しました。拠点参加者・関係者の皆さまに現地語で「Akwaaba(ようこそ)!」と歓迎していただき、とても喜ばれていました。

3月3日(日)、オベンさんは、東京マラソン2024チャリティで寄付先にジョイセフを選んでフルマラソンにエントリーし完走したランナーをお迎えするラウンジに参加しました。12カ国33名のチャリティランナーと交流し、ガーナの女性の現状や支援活動について話しました。

国際女性デーに向けて、ジョイセフが主催したイベント、「国際女性デー記念 リーダーズSRHR*勉強・交流会」(3月5日)や「ホワイトリボンムーブメント交流会」(3月6日)に登壇し、ガーナをはじめ世界の女性のSRHR課題やジョイセフの現地での活動を写真を見せながら発表。参加者から、オベンさんがこの仕事に就いたきっかけやモチベーション(やり甲斐)を聞かれ、オベンさん自身についても知っていただく良い機会となりました。

*SRHR:セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)

 

その他、ガーナ事業に直接ご支援いただいている企業7社を表敬訪問し、活動現場の状況や活動の進捗を報告・日頃の感謝を直接お伝えすることができました。

日本の気温の低さや日本食について心配していましたオベンさんは、日本滞在中はたくさんの人々との交流と日本食を楽しんでいました。ガーナでは公共交通機関が整っていないところが多く、常にプロジェクト車両やタクシーで移動しています。そのため、日本の交通機関の充実と正確さとともに、電車の乗り換えで歩く距離が長いことに驚いていました。

オベンさんが帰国前に皆さんへメッセージを届けたい、ということで1分ほどの動画を撮影しました。ぜひご覧ください。

最後に。フレンズの皆さま、お一人おひとりのご支援が、現地の女性の命と健康を支えています。継続のご支援のお陰で、その時々の必要な支援を届けることができ、長期的な活動を計画することができます。何より、日本のジョイセフフレンズが自分たちと一緒にアクションを継続してくれているということがオベンさんをはじめ現地のスタッフ、現地の協力者、地域住民の励みになっています!引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

【データで「知る」 ~世界のSRHR事情~】

毎月お届けしているメルマガの中に、ほぼ必ず出てくる「SRHR」という言葉。
難しくとっつきにくく感じるかもしれないけれど、実はデータで見てみると今より少し身近に感じるかもしれません。

ジョイセフのコミュニケーションデザインチームが分かりやすくデータをまとめました。ぜひこちらからご覧ください。

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【2024年度 東京都文京区 × I LADY. ピア・アクティビスト募集!】

ジョイセフが大切にしているターゲットのひとつは思春期世代。大人から教えるより、若者から若者に伝えた方が、より自分ごとに捉えられ、SRHRのメッセージが届きやすい、そんな特徴をもつピア・エデュケーションを海外でも日本でも実践してきました。

今年度も、文京区I LADY.ピア・アクティビストを募集します。10~20代のうちに対等なパートナーシップ、セクシュアリティ、避妊や月経などなど、自分らしい人生のために知ってほしいことが沢山あります。それを頼もしく伝えてくれるピアは、教えることでさらに自分らしくあろうとロールモデルになっていきます!

詳しくはピアのはなさんの記事をご覧ください
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縣 佳子
外資系IT企業の営業職、専業主婦、整理収納コンサルティング事業(個人事業主)、建設会社の事業企画・不動産管理部門を経て、2023年にジョイセフ入職。ジョイセフフレンズ・個人寄付者を担当。 個人事業主時代に、自分で住環境や生きる世界を選び取る重要性を痛感したことから女性の健康と権利を「女性. 選択できる世界を」という強いメッセージでけん引するジョイセフに期待と希望を抱き、一人でも多くの支援者にメッセージが届くようマーケティング分野での活動を志す。 思春期の娘2人、夫、愛犬と暮らす。好きなことはドラマ鑑賞・ヨガ・愛犬とののんびり自宅時間。