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子どもたちと考える、世界と地域の未来

2026.9.1

  • 活動の現場から
  • 思い出のランドセルギフト

ジョイセフは、SDGs未来都市に選定されている埼玉県草加市が主催する、小学生向けイベント「まちのヒーローアカデミー」に講師として参加しました。

「まちのヒーローアカデミー」は、子どもたちが、地域で活躍する「輝く大人」を講師に、「経済」「社会」「環境」の各分野について学びながら、地域の課題を解決するためのアイデアを考え、実践につなげていくプログラムです。

8月7日金曜日の講座では、小学3年生から6年生までの17人の子どもたちが参加。草加市の伝統文化や産業、その現状や課題に加え、草加市で暮らす外国にルーツを持つ方々の生活など、地域に関わるさまざまなテーマについて学びました。ジョイセフのプロジェクト「思い出のランドセルギフト」担当の佐藤文枝は、「国際理解」をテーマに、アフガニスタンという国と、そこで暮らす子どもたちの現状についてお話ししました。また、「思い出のランドセルギフト」を通じて、日本から届けられたランドセルが、どのように子どもたちの学びにつながっているのかについても紹介しました。

「思い出のランドセルギフト」は、日本で役割を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。ランドセルを贈ることで、現地の子どもたちが学校で学ぶ機会が広がります。読み書きができるようになり、自分自身や家族を守る知識や情報を身につけられるだけでなく、学ぶことを通して将来の可能性を広げていくことをめざしています。

草加市の子どもたちが考える課題や解決策

ジョイセフの話を聞いた子どもたちは、「誰が、どんな問題で困っているのか」「その問題が起きると、どのようなことが起こるのか」という問いに向き合い、自分たちの言葉で、アフガニスタンで暮らす人々や子どもたちが抱える課題やその解決策について、さまざまな意見を出してくれました。

「ランドセルの活動をポスターで知らせる」「学童で伝える」「募金をする」「イベントを開催する」「アフガニスタンに食べ物を送る」「学ぶための建物をつくる」など、ランドセルを集める方法から、アフガニスタンの子どもたちの生活や学びを支える方法まで、さまざまなアイデアが発表されました。

「自分たちにできることは何だろう」と考え、自分なりのアイデアをまっすぐな言葉で伝える子どもたちの姿に、私たちも大きな勇気をもらいました。

8月21日金曜日の講座には、ジョイセフの栗林桃乃が参加し、「世界の子どもと文化を考える」チームの子どもたちと一緒に、前回の講座で出し合った課題を深堀り!なぜその問題が起きるのか?について意見を出し合いました。

「戦争が終わらせられたら、いろんな課題が解決するのに」という切なる思いを吐露する人も。

草加市役所のインターン生考案の「SDGsかるた」

思わず「なるほど」という言葉が出るような、ジョイセフの活動にも活かしたい意見がたくさんありました!

子どもたちは今後、気が付いた問題点と理由から解決策をまとめて、このプログラムを終える予定です。

世界に目を向けるきっかけに

現在、中東情勢の影響などを踏まえ、「思い出のランドセルギフト」のランドセル受付および海外への輸送は一時停止しています。

そのような状況においても、今回のような機会を通じて「思い出のランドセルギフト」の活動を知ってもらうことは、日本の子どもたちが世界に目を向け、自分たちが暮らす環境や日々の生活について改めて考えるきっかけになります。

一人ひとりの「知りたい」「考えてみたい」「自分にも何かできるかもしれない」という気持ちが、世界の誰かを思いやる行動につながっていく。その可能性を、子どもたちの姿から感じることができました。

「まちのヒーローアカデミー」で学んだ子どもたちが、これから「そうかSDGsパートナー」の企業の皆さんとともに、どのようなアイデアを形にしていくのか。私たちジョイセフもとても楽しみにしています。

埼玉県草加市「まちのヒーローアカデミー」

学校や地域で国際協力のお話を聞いてみませんか?

ジョイセフでは、講師派遣のご依頼を受け付けています。

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「思い出のランドセルギフト」を通じて、学びを支える

「思い出のランドセルギフト」では、今年もランドセルが届くことを楽しみにしていた子どもたちが、学びを続けられるよう、以下の活動のためのご支援をお願いしています。

  • アフガニスタン現地で鉛筆やノートの購入、配付
  • 輸送再開を待つランドセル在庫の倉庫保管費用および再開時の輸送費用

子どもたちが学ぶ機会を失うことなく、未来への希望を持ち続けられるように。

この活動にご賛同いただける方は、ぜひご支援・ご協力をお願いいたします。

アフガニスタンの子どもたちへの支援はこちら

佐藤文枝
2025年3月にジョイセフに入職し、思い出のランドセル事業を担当しています。 15年間勤めた雑誌出版社での経験や、我が子の小学校PTA役員活動の知見を活かし、アフガニスタンと日本の子どもたちの未来に向けて日々奮闘中です。