2023年11月13日

おもてなし

先日、ベトナムから、観光?で来日した友人に、本場の家庭料理、ベトナム春巻き(ベトナム「風」ではなく正真正銘!)と米粉麺を、た・ら・ふ・く、ご馳走になりました。懐かしくて、とても美味しかったです!

ジョイセフが、ベトナムで実施していたプロジェクトを通して親しくなったその友人は、とにかく面倒見の良い人で、当時、とてもお世話になりました。ベトナム人あるあるかな、と思うのですが、生活面でもあれこれと気配りしてくださいました。ありがたいと思いながら、時々、申し訳ないことに、ちょっと困る、と思ってしまったこともあったのですが・・・。

さて、数年ぶりに日本に来ると連絡をもらってからが、ちょっと大変でした。来ると言ったり、来れなくなったと言ったり、そうか残念と思っていたら、〇月〇日から〇日の間の夜、会えないか、と突然のメール。

「え~~、到着は明日?今日?どっち?」と、受け取ったメールに私は混乱。

夜しか会えない?では、どこかで夕食にお誘いしよう、と思っていたら、自分が作るから家に来いと。

「え~~、どういうこと?」

どこに滞在するのかを聞くために、やり取りを数回。やっと届いたのは、グーグルマップに紐づけられた都内の住所と普通の家の写真です。地図で最寄りの駅の目途をつけて、たどり着いた先は、民泊施設でした。で、メールに添付された写真は、住所が同じ隣の家。ピンポンしたら、「迷惑しているんですよね~~~」と叱られました。住宅民泊事業の課題に遭遇です。

ともあれ、キッチン、トイレ、シャワー、寝室付きのすべてがすこぶるユニットタイプの、とてもコンパクトな住宅に辿り着きました。そして、唖然。

山のようなベトナム春巻きと米粉の麺が用意され・・・。
しかも、完成した春巻きだけでなく、大きなボールに春巻きの具が・・・。
ベトナムから、乾燥麺とライスペーパーと春巻きのたれ、等々を持参し、持ち込めないものは近所のスーパーで買ったとか。その日は、どこにも行かずに、春巻きづくり。翌日は、横浜に行って友人たちに振る舞うために、朝から春巻きを作って持参するとのこと。ボール一杯の具は、その下準備でした。一体全体、何人分ですか~~~?

その後、奈良、京都へ行くとのこと。そこでは春巻きは作らないと聞いて、内心、ホッ。

本当に、本当に、ごちそうさまでした。

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勝部 まゆみ
UNDPのJPOとして赴任したガンビア共和国で日本の国際協力NGOジョイセフの存在を知り、任期終了後に入職。日本赤十字でエチオピア北部のウォロ州に赴任するために一旦ジョイセフを退職、3年後に帰国・復職。ジョイセフでは、ベトナム、ニカラグア、 ガーナ、タンザニアなどでリプロダクティブ・ヘルスプロジェクトに携わってきた。2015年から事務局長、2017年6月から業務執行理事を兼任し、2023年6月に代表理事・理事長。