助産師能力強化研修を通じた母子保健支援

すべてのプロジェクトベトナム母子保健保健システム強化ヘルスプロモーション3.すべての人に健康と福祉を17.パートナーシップで目標を達成しよう

プロジェクト名 助産師能力強化研修を通じた母子保健支援
実施国 ベトナム
活動の目的 農村・遠隔地で働く助産師の能力強化研修を通じて、質の良いリプロダクティブ・ヘルスサービスを提供し、出産可能年齢の女性及び産婦から中高年までの女性の生涯にわたる健康向上をはかる。
実施地域 クアンチ省、クアンビン省
対象人口 15~49歳の女性 約4万人 
実施期間 2017年1月~2019年12月
スキーム等 寄附金(電力総連)
共同実施機関(現地) ベトナム助産師会(VAM: Vietnamese Association of Midwives)
共同実施機関(日本) 全国電力関連産業労働組合総連合(電力総連)
背景 母子保健の指標が大きく改善されている一方で、ベトナムでは、都市と農村・遠隔地の保健医療サービスの格差は拡大し続けている。この状況を改善するために、農村・遠隔地において、すべての女性にやさしく安全で安心な通常分娩介助、思春期ケア、更年期ケアを含む女性の生涯にわたる包括的で質の良いリプロダクティブヘルス(RH)サービスが届けられるよう、保健施設で働く助産師への技能研修を行いました。
主な活動
  1. 指導者研修の実施
    農村・遠隔地の保健所で勤務する助産師を指導する立場にある助産師や医師に対して研修を行い、指導者を育成しました。
  2. グループワークで患者に寄り添うサービス
    (クライアントフレンドリーサービス)について
    助言を行うジョイセフスタッフ)

    胎児モデルを使った演習

    周産期ケア研修に参加した助産師

  3. 助産師能力強化研修に実施
    指導者研修で育成した指導者が講師となり、農村・遠隔地の助産師に対して質の良いリプロダクティブ・ヘルスサービスに関する能力強化研修を行いました。