日本からの声

和泊町立和泊小学校(鹿児島県)の卒業生有志11人から届いたお手紙
鹿児島県のはるか南に浮かぶ沖永良部島(おきのえらぶじま)。
南国情緒あふれるこの島に、和泊町立和泊小学校はあります。
3月末、和泊小を巣立ったばかりの卒業生有志11人が、6年間学校生活を共にした自分のランドセルを段ボール箱に詰め込みました。

実はこのランドセル、卒業式でも大活躍したんです。

新型コロナウィルス感染症が世界的に猛威を振るった年に、6年生となった子供たち。
修学旅行も運動会も学習発表会も、規模縮小や人数制限などの憂き目にあいました。
卒業式とて例外ではなく、毎年恒例となっている謝恩会も開催できなくなりました。
小学校最後のメモリアルイヤーとなるはずだったのに…。

「せめて子供たちの卒業式を、特別な装飾で祝ってあげたい。」
卒業式前日、学年役員を中心に保護者が集まり、子供たちのランドセルを使った「花道」づくりが行われました。
児童玄関から階段を上り、2階の奥にある6年生教室まで続く、卒業生と同じ44個のランドセルの花道。
一つひとつのランドセルには、子供の写真と保護者からの手紙が添えられました。
もちろん、これは子供たちへのサプライズ。
卒業式当日の子供たちの、驚きと嬉しさに輝いた笑顔…。

思い出のランドセルを、アフガニスタンへ送りたい。
そんな言葉が交わされたのも、ランドセル花道の準備中のことでした。
思いを共有する11組の親子が集い、ランドセルの箱詰め作業を行ったのは、3月末。
発起人の卒業生らが、絵本『ランドセルは海を越えて』を読み聞かせてくれました。
この支援活動を、そのとき初めて詳しく知った子もいました。

うれしくて楽しくて笑顔がはじけた日も。
くやしさ、悲しさに涙を流した日も。
つまずき、なやみ、小さな胸をいためた日も。
子供たちの背中には、必ず、ランドセルが寄り添っていました。

海を越えて、はるかかなたのアフガニスタンで、新しい持ち主が待っています。
どんな子かな。大切に使ってくれるといいな。
わたしたち、ぼくたちは、きみのことを応援しているからね。

遠く離れた沖永良部島の友達より。

大馳(神奈川県)
「4年前に、兄がランドセルを贈りました。その時から自分が卒業するときには、アフガニスタンに僕のランドセルを贈ろうと決めていました。
6年間使っていたランドセル。次に誰が使ってくれるのか楽しみです。
ボロボロだけど、まだ使えるので大事に使ってください。
僕が6年間使っていたランドセルが、次はアフガニスタンのお友達が使うのかと思うとワクワクします。僕の小学校生活はすごく楽しかったので、アフガニスタンのみんなにも、学校生活の楽しさをたくさん知ってほしいです。」


A(広島県)
「「思い出のランドセルギフト」を知ったときから、自分のランドセルをアフガニスタンの子どもたちに使ってもらいたいと思っていました。春に小学校を卒業したので、6年間をともに過ごしたランドセルを直接現地NGO事務局長のババカルキルさんに手渡したくて、母と一緒に広島からランドセル検品作業に参加しました。
アフガニスタンでは、勉強をしたくてもさまざまな事情によって学校に通い続けることができない子どもたちがたくさんいると聞きました。日本から贈られるランドセルをきっかけに、学校に行くことができるお友だちがひとりでも増えてくれたらうれしいです」

送り主より
ランドセルを受け取った人へ
「私は、今年小学校を卒業したばかりです。日本ではランドセルが使えるのは小学校のうちだけなので、中学生になると使えなくなってしまいます。でも思い出のつまったランドセルを捨てたくはありませんでした。だから、私はランドセルを寄付することにしました。私が使うことはできないけど、私のランドセルが誰かの役に立つことがとてもうれしいです。私のランドセルを使って勉強してください」

マドママ (東京都)
「使い古しで申し訳ないなぁという思いもあるのですが、ランドセルを送らせていただきます。なかなか手放そうとしなかった娘も、HPでアフガニスタンのお友達にランドセルが届けられる様子を見ると、「いいよ!」と納得してくれました。本当は今日、送る予定だったのですが、最後にちゃんと本人とお別れをしてからのほうがいいかと思って再び机の上へ。眺めていると、なんだか親の私が別れ難くなってきて…涙。さよならランドセル! 次に使ってくれるお友達がHAPPYな学校生活を送れますように!!」


りゅうせい
ジョイセフ様
「ランドセルを捨てるのがもったいなくて、お母さんに相談したら、ネットで探してくれました。そしたらジョイセフのことを知り、ジョイセフの意見に賛同したので、ランドセルを寄付することにしました。ぼくのランドセルをお役立てください」

えいしん (三重)
「亡くなった祖父が買ってくれたランドセル。ミニチュアに作り変えてもらおうか、そのまま残しておこうか迷っているときに見つけた「思い出のランドセルギフト」。はじめは、拒んだ息子でしたが、話し合って、祖母の意見を聞いたりして贈ることを選んでくれました。
(中略)
ランドセルという身近な物を通してアフガニスタンという遠く離れた国のことについて家族で話し合う場が持てたこともいい機会となりました。
一人でも多くの子に教育という希望の光が降り注ぎますように!」


みわ
「テレビでランドセルを寄付できることを知って、私もしたいなと思いました。6年間とても大切に使いましたが、うでの部分に焦げ跡がついてしまいました。でもまだまだ使えると思います。使ってくれると嬉しいです。楽しい学校生活が送れますように」

Takeuchi (東京都)
「高1の長男、中1の長女が6年間お世話になったランドセル!長男のはさすがに傷みがあるけど、まだまだ使えると思います!長女のはピカピカに近い!次女の分は5年後お届けします!」


Tママ (東京都)
「社会の教科書に載っていたジョイセフの活動を心に留めていて、「ここに送る」と言い出した娘。ここまで成長してくれて、すべてに感謝です。誰かの幸せに、お役に立ちますように」


たけはは (東京都)
「おじいちゃんに買ってもらったランドセル。(中略)うれしいこともあったけど、学校へ行けなくなったり、腕を折って背負えなくなったりと、いろいろあった6年間。いつも息子を傍で見守っていてくれたランドセルが、きっと次の持ち主さんのことも見守ってくれると思います。子どもの大事なランドセルが「活きる」企画をありがとうございます」

げんくんママ (神奈川県)
「6年間楽しい小学校生活を送った息子は、なかなか思い出のランドセルを手放すことができなかったのですが、中3になる今年、やっと幸せのおすそ分けをする決心がついたようです。息子同様笑顔で学校に通うお子様の背中に背負ってもらえれば、家族一同大変うれしいです。遠くアフガニスタンの地で、息子のランドセルがお役に立つ日を楽しみにしています。よろしくお願いします。写真は最後の登校日。1年生の妹と学校に向かうランドセルです」


Risa (京都府)
小学校一年生の時からアフガニスタンにランドセルを送ると母に言われ、大切に使ってきました。ランドセルさん、ありがとう!